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2026年4月13日
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第一級陸上特殊無線技士(以下、一陸特)は、陸上にある無線局の無線設備を技術的に操作するための国家資格です。携帯電話の基地局やテレビ中継局の保守・点検業務、さらには気象レーダーや速度違反取締装置の操作など、陸上における多岐にわたる無線設備の技術操作が可能になります。
この資格は業務独占資格であり、特定の無線設備の操作には一陸特の資格が必須です。特に近年はローカル5Gの需要の高まりやIoT化の進展により通信インフラの整備が加速しており、一陸特の有資格者の需要は高まっています。
一陸特の試験概要と難易度
一陸特の試験は例年6月、10月、2月に行われ、年に3回のチャンスがあります。つまり、学習計画もその試験日から逆算して立てる必要があるでしょう。
試験科目・形式・合格ライン
一陸特の試験科目は「無線工学」と「法規」の2科目で、いずれも多肢選択式 のマークシート形式です。
無線工学:24問(120点満点中75点以上で合格)
法規:12問(60点満点中40点以上で合格)
合格には両科目ともに基準点を超える必要があります。特に無線工学では計算問題が5〜7問程度出題されるため、文系出身者や理数系が苦手な方にとっては対策が重要になります。
合格率と難しさの実態
一陸特の合格率は例年30%程度で推移しており、国家資格の中では難易度が高い部類に入ります。二陸特や三陸特の合格率が70〜90%以上であることを考えると、一陸特がより専門的な知識を求める資格であることがわかります。
難易度が高いとされる主な理由は、無線工学における計算問題の複雑さです。抵抗・コイル・コンデンサが組み合わさったRLC回路の計算や、対数(log)を用いた計算問題など、高校で学習する数学や物理の知識が必要となります。また、法規も問題文が長く、正確な読解力が求められる傾向にあります。
しかし、一陸特の試験では過去問と同じ、または類似した問題が多く出題される傾向があるため、適切な対策と学習を継続すれば、未経験者や理数系が苦手な方でも十分に合格を目指せる資格です。